MERIT & DEMERIT ツーバイフォーのメリットとデメリット

ツーバイフォーは在来工法と比較して特徴的な工法なので、多くのメリットがある一方デメリットと言える点もあります。
メリットとデメリットのどちらも理解した上で、ツーバイフォーの選択をご検討いただくことをお勧めいたします。

MERIT ツーバイフォーのメリット

高い耐震性

MERIT:01 高い耐震性

壁全体で家を支えているため、柱のみで支えている在来工法に比べて強度が高い特徴があります。耐震性を示す根拠として、東日本大震災で95%が居住に支障がなかったというデータが出ています。

光熱費の削減&省エネ効果

MERIT:02 光熱費の削減&省エネ効果

ツーバイフォーは6面を囲うフレーミング工法なので、密封性が高いという特徴があります。
密封性が高いと
・夏の冷房が外に逃げにくく、外気の熱も入ってきにくい
・冬の暖房が外に逃げにくく、外の冷気が入ってきにくい
となり、室内の冷暖房効果が高くなります。
そのため、冷暖房にかかる光熱費の削減や省エネ効果につながります。

防火地域でも建築可能&4階建ても可能

MERIT:03 防火地域でも建築可能&4階建ても可能

密封性が高く、万一出火した場合でも燃え広がりにくい特徴があります。
この高い耐火性能のメリットとして
・防火地域に指定されている都市部の住宅地では、約30坪(100㎡)以上の建築は鉄筋コンクリートなど木造以外の建築しか認められていませんが、ツーバイフォーであれば木造での建築が可能
・在来工法による木造建築は3階建てまでしか建築が認められていませんが、ツーバイフォーであれば4階建てまでの建築が可能
の2点があります。

建築コストが抑えられる

MERIT:04 建築コストが抑えられる

ツーバイフォーで使用する躯体パネルなどの部材は、規格化されており大量生産が可能なため、材料コストが低く抑えられます。
また、建築効率が高いため、在来工法よりも工期が短く、そのぶん建設にかかるコストも低く抑えることができます。

DEMERIT ツーバイフォーのデメリット

木材の量が多いため部材のコストは高い

DEMERIT:01 木材の量が多いため部材のコストは高い

木をたくさん使うため。材料費は高くなる。

ただし、工期が短いため、建設全体のコストは低くなる!

通気性が低い

DEMERIT:02 通気性が低い

密閉性が高いため、通気性は低くなる。

ただし、換気システム・空気の入れ替えを最初から設計しておけば、湿気がたまることはない!

内装に縛りがある(木の露出、大きな窓や背の高い建具など)

DEMERIT:03 内装に縛りがある(木の露出、大きな窓や背の高い建具など)

窓の広さが4M以下、壁の4/1以上は木材、壁の厚さが91cm以上、などの規制がある。

ただし、4メートルの窓であればかなり大きく、3/4までは開口にできるため、開放感ある内装は可能!

間取りの変更が困難

DEMERIT:04 間取りの変更が困難

在来の工法であれば、柱以外の部分の壁は変更しやすいが、ツーバイフォー工法では壁全体が一体化しているため、間取り変更が困難。

将来の間取り変更、例えば、1つの部屋を2つにするなどを計画して設計をすれば、間取り変更が可能!

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